開業準備中といっても、毎日大きな決断をしているわけではありません。
今日考えていたのは、とても細かいことでした。
事務所の表札をどうするか。
名字を出すのか、出さないのか。
ひらがなにするのか、漢字にするのか。
そんな小さなことに見えて、実は自分の立ち位置を決めるような気がして、少し時間がかかります。
開業にあたって不要になる家具の処分も、手配を進めています。
今までの暮らしの名残のようなものを手放すたびに、もう後戻りはしないのだと、静かに実感します。
名刺のことも考えました。
肩書きの書き方、住所の出し方、電話番号の表記。
一度決めると、しばらくはそのまま使うものです。
だからこそ、慎重になります。
そして、まったく別の方向から、月次損益の「粗利」のことも頭に浮かびました。
会計上の粗利と、
社長が使う粗利。
同じ言葉でも、立場が違えば意味も少し変わる。
開業して自分の名前で仕事をするということは、
こうした“言葉のズレ”にも自分で向き合うことなのだと思います。
粗利については、別の記事でも整理しています。
それから、パソコンのこと。
Windowsはやはり必要なのかどうか。
今はMacで足りているけれど、電子申請の対応やソフトの互換性を考えると、「いずれ必要になるかもしれない」という気持ちもあります。
開業準備中の方がもし読んでくださっているなら、
ひとつだけ。
準備は想像以上に細かいです。
表札、名刺、印鑑の管理、パソコン環境。
どれも派手ではありませんが、後からじわじわ効いてくるものばかりです。
ちなみに、職印のケースは熊革の小さな巾着にしました。
母からのプレゼントです。
少し渋いかなと思いましたが、手に取るたびに、不思議と気持ちが落ち着きます。
道具は、気持ちを整えてくれるものでもあるのだと感じました。
肩書きが正式に増える前の、いま。
派手な動きはありませんが、ひとつずつ整えています。
開業準備の記録は、こちらのカテゴリーにまとめています。


