この記事でわかること
- 建設会社で事務員が辞めたときに起きやすい問題
- 小さい会社で事務が属人化しやすい理由
- 会社として最低限把握しておきたいこと
建設会社では事務員が1人という会社も多い
小さな建設会社では、事務を1人で担当している会社も少なくありません。
請求書の作成、入金管理、工事台帳、契約書の管理、許可関係の書類など、多くの業務を1人で回しているケースもあります。
その状態が長く続くと、仕事の内容や進め方が 事務員1人の中に蓄積されていく ことがあります。
では、その事務員が突然辞めてしまったらどうなるでしょうか。
事務員が辞めると起こること
書類の場所や管理方法が分からない
よくあるのが、書類の管理方法が分からないという問題です。
例えば
- 許可関係の書類
- 契約書
- 工事関係の資料
- 過去の工事台帳
などです。
事務員が長く担当している場合、「どこに何があるか」を分かっているのがその人だけ、ということもあります。
手続きの流れが分からない
建設会社では、日常の事務だけでなく建設業許可に関する手続きも発生します。
例えば
- 決算変更届
- 技術者の変更届
- 更新
- 経営事項審査
毎年のように行っている手続きでも、実際には 誰がどの資料を使って作っているのか が共有されていないこともあります。
その結果、担当者がいなくなると、手続きの進め方が分からなくなってしまうことがあります。
社長や営業が事務を抱えることになる
事務員が辞めた場合、その仕事を誰かが引き継ぐ必要があります。
多くの場合は
- 社長
- 営業
- 現場担当者
が事務を抱えることになります。
ただ、普段やっていない仕事なので
- 時間がかかる
- ミスが出やすい
- 本来の仕事が止まる
といった状況になることもあります。
事務の仕事をすべて共有するのは簡単ではない
こうした問題を見ると、「事務の仕事を全部共有しておけばよい」と思うかもしれません。
ただ、小さな会社で、事務のやり方まで細かく共有するのは簡単ではありません。
実際には
- 担当者に任せている仕事
- その人の経験で回っている仕事
も多いからです。
建設会社では、事務の役割が整理されていないと、担当者が辞めたときに書類管理が止まってしまうことがあります。
・建設会社の事務がどんな役割を担っているのかについては「建設会社の事務は何をしている?」の記事でも解説しています。
会社として把握しておきたいこと
すべての作業を共有するのは難しくても、会社として最低限把握しておきたいことがあります。
例えば
- どんな事務の仕事があるのか
- いつ発生する仕事なのか
- 必要な書類は何か
といった 仕事の全体像 です。
これが分かっているだけでも、担当者が変わったときの混乱は小さくなります。
事務体制や書類管理を整理したい場合は、建設業現状診断で確認できます。
まとめ
小さな建設会社では、事務を1人で担当している会社も多くあります。
その状態が続くと、事務の仕事が 特定の人に集中してしまう ことがあります。
すべてのやり方を共有するのは難しくても、
- どんな仕事があるのか
- いつ発生するのか
- 必要な書類は何か
といった 仕事の全体像 を会社として把握しておくことは大切です。
建設会社では、事務を1人で担当している会社も多くあります。
では実際に、事務員1人でどこまで対応できるのでしょうか。
次の記事で整理します。
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