経営事項審査(経審)は自社で申請することも可能です。
ただし、実際の申請では
・書類の種類が多い
・様式の理解が必要
・数値の転記や確認が多い
など、書類作成にかなり時間がかかることがあります。
特に初めて申請する場合は、必要書類や作業の流れを事前に整理しておくことが重要です。
この記事でわかること
- 経審を自社で申請する場合のおおまかな流れ
- 書類準備で時間がかかりやすい理由
- 初めて申請する会社が迷いやすいポイント
経営事項審査とは
経営事項審査(経審)は、公共工事の入札に参加するために必要となる審査です。
会社の規模や経営状況、技術者の状況などを点数化し、評価点(P点)が算出されます。
この点数をもとに、入札参加資格の審査が行われます。
経営事項審査は自社でできる?
経審の申請は、制度上は自社で行うことも可能です。
必要書類や様式は公開されており、手続きを進めること自体は特別な資格がなくても行うことができます。
ただし、実際の申請では多くの書類を準備する必要があり、様式の理解や数値の確認など、実務的な作業が多くなります。とくに初めて申請する場合は、準備にかなり時間がかかると思っていたほうがいいかもしれません。
そのため、実際は自社で行うよりも専門家に任せる会社が多い印象です。
経審を自社で申請する場合の流れ
経審の申請は、主に次の流れで進みます。
・決算変更届の提出
・経営状況分析
・経審申請
まず、決算変更届を提出したうえで、経営状況分析を行います。
その結果をもとに、経営事項審査の申請を行うという流れになります。
それぞれの手続きには提出書類があり、順番に準備していく必要があります。
書類準備で時間がかかりやすい理由
様式の理解
経審の申請では、複数の様式に数値を記入します。
例えば
- 2年平均
- 3年平均
など、通常の書類とは少し異なる記載方法があります。
そのため、様式の構造を理解するまでに時間がかかることがあります。
提出書類の多さ
経審では、会社の状況を証明するために多くの書類を提出します。
例えば
- 社会保険関係の書類
- 技術者の資格証
- 雇用関係の確認書類
などです。
これらの書類をそろえるだけでも、ある程度の準備が必要になります。
数値の転記や確認
経審の申請では、複数の書類から数値を転記する作業があります。
そのため、数字の確認作業が多くなり、慎重に進める必要があります。
初めて申請する会社が迷いやすいポイント
CCUSの加点
技能者の状況に関する評価では、CCUS(建設キャリアアップシステム)が関係します。
ただし、登録しているだけでは加点にならない場合もあり、運用状況によって評価が変わることがあります。
工事経歴書の整理
経審では、工事経歴書の内容も重要になります。
特に、大規模修繕工事など複数の業種が関わる工事の場合は、審査を受ける業種との関係を整理して記載する必要があります。
この部分で迷う会社も少なくありません。
事務体制や書類管理を整理したい場合は、建設業現状診断で確認できます。
まとめ
経営事項審査(経審)は、自社で申請することも可能な手続きです。
ただし、実際の申請では
- 多くの書類準備
- 様式の理解
- 数値の確認
など、実務的な作業が多くなります。
特に初めて申請する場合は、必要書類や作業の流れを事前に整理しておくことが重要です。
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