建設業許可の申請や変更届が、オンラインでできるようになりました。「紙でやってきたけど、何が変わったの?」と感じている方のために、変わったこと・変わらないことを整理します。
電子申請とはどんな仕組みか
建設業許可の電子申請は、「建設業許可・経営事項審査電子申請システム(JCIP)」を使ってオンラインで申請・届出を行う仕組みです。2023年1月から運用が開始され、2025年4月以降は原則として電子申請に一本化されています。
ログインにはGビズIDプライムが必要です。GビズIDをまだ取得していない方は、先にそちらの準備から始めてください。
電子申請でできる手続き
現在JCIPで対応している主な手続きは次のとおりです。
許可申請(新規・更新・業種追加・般特切替)、決算変更届をはじめとする各種変更届、そして経営事項審査申請が対象です。
紙申請から変わったこと
窓口への持参が不要になった
これまでは平日の開庁時間内に窓口へ出向くか、郵送で書類を送る必要がありました。電子申請になってからは、インターネット環境があればいつでもどこからでも申請できます。現場が忙しくて事務作業の時間が取りにくい会社にとっては、大きなメリットです。
書類のPDF化が必要になった
決算書・工事経歴書・技術者の資格証明書など、添付書類はすべてPDFデータで提出します。これまでのように紙のままでは提出できないため、スキャンしてデータ化する作業が事前に必要です。
押印が電子署名に変わった
紙申請では書類に実印や会社印を押していましたが、電子申請ではGビズIDを使った電子署名に変わっています。
変わらないこと
申請に必要な要件(経営業務管理責任者・専任技術者・財産的基礎など)はまったく変わりません。電子申請はあくまでも提出方法が変わっただけです。申請手数料も紙申請と同額です。
注意しておきたいこと
電子申請はパソコンからの操作が前提で、現状スマートフォンには対応していません。また、複数の届出を同時に提出する場合は、電子と紙を混在させることができません。関連する手続きはすべて電子、またはすべて紙のどちらかに統一する必要があります。
まとめ
電子申請になって変わるのは「提出の方法」だけです。必要な要件や書類の中身は変わりません。ただ、GビズIDの取得やPDF化の準備など、事前にやっておくことが増えているのも事実です。
切り替えのタイミングや準備の進め方でわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。
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